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友人所有エイプのカスタム作業をお手伝い#3【スイッチBOX交換編】

こんにちは!ゆーまんです。

友人所有のHONDAエイプカスタム作業をお手伝いしました。

今回は配線パズルの時間です。汎用スイッチBOXと純正の配線を繋ぎ合わせる作業ですよ。サービスマニュアルと車体配線とスイッチBOX配線とにらめっこしてきました。果たして無事に配線処理は完成するのでしょうか。

レストア作業は素人が行っています。作業する際は自己責任でお願いしますね。

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友人エイプのスイッチBOXを交換する

激安で販売されている汎用のスイッチBOXを友人が持ってきました。カスタム第1弾の全波整流化と同時にスイッチBOXも交換する予定でしたが、エイプ純正の配線とスイッチBOX側の配線がぜんぜんあわず、取り付けを断念しました。

いつもガレージに来ていただいているので、宿題として車両を置いていってもらうことができず、全ての作業を1日で完了させなくてはなりません。

配線パズルがうまく完成できず、その日は純正に戻して終了としていました。汎用スイッチBOXはガレージに残してもらい、次回考えるということで。

汎用スイッチBOXを分解して配線を確認

スイッチBOXから出ている配線がどのスイッチのもので、どうONOFFされるのかを調べました。

そして、全ての配線が何に繋がっているのかを一覧表にして、分かりやすくしています。画像の下部分は実際に接続する際にどう取り回しをしようか考えていた図ですね。

エイプには元々バッテリーがありません。それをバッテリー化して、尚且つ各部スイッチを増設するとなるとヒューズBOXが必要になります。クルマや単車などと同じ感じだとイメージしてもらえれば分かりやすいです。

エイプ純正スイッチBOX
  • ヘッドライトHi-Low切り替え
  • ホーン
  • ウインカー

純正では3つしかないスイッチを汎用品を使い、色々な部分を制御します。かなりの配線パズルになることが予想されますよね。まぁ、案の定パズルになったわけですが・・・笑

汎用スイッチBOX
  • ヘッドライトHi-Low切り替え
  • パッシング
  • ウインカー
  • ハザード
  • ホーン
  • キル
  • セル
  • ヘッドライトON-OFF
  • ポジション

セルに関してはエイプにセルモーターがありませんので、接続不可能ということで空きスイッチとなっています。

押した時だけ繋がるスイッチ・・・何に使おうか?

このようにメーカーからエイプ用として販売されているものは、基本的にカプラーONで交換が可能です。今回のスイッチBOXは汎用の商品なので、配線図やポン付けカプラーなどありません。

自分で取り付けできない方はエイプ専用品として販売されているメーカー品をおすすめします。

友人エイプの配線処理を実行

配線するイメージが出来上がったところで、実際にエイプへ施工していきます。

純正のスイッチBOXは使わないので、サクッと外しましょう。また、アクセル側はハイスロを用意しておくとスッキリ取り付けできますよ。

今回は出力の大きいヘッドライトON-OFFにヒューズを取り付けました。本来であれば全部必要なので、余裕がある方は用意しておきましょう。メーターへの配線やパッシングスイッチには逆流防止ダイオードを接続。

ひとつひとつ確認しながら電気の回り込みを確認していきます。

気になっている方も多いと思いますが、キルスイッチはどこに接続したのか?ということです。

エイプは元々バッテリーがない車両なので、バッテリーからの電源をOFFしてもエンジンは止まりません。キーシリンダーの裏の配線に割り込ませ、キーOFFと同じような状況を作ることもできます。

キーシリンダーに割り込ませた場合、キーOFFと同じ状態になりメーターなど全ての電源が落ちます。それは不便ということで、今回はイグニッションコイルの電源に割り込ませました。念のためヒューズも入れています。

レスポンスに直接影響しそうですが、アクセルを回した感じ大丈夫そうでした。もっと良い場所がある気がします。もし知っている方がいたら教えてください。

ヘッドライト、ウインカーもLED対応へ交換

スイッチBOXの入れ替えだけでなく、ヘッドライトについているポジションとウインカーについているポジションも接続します。

汎用スイッチBOXのポジションスイッチ部分から配線を分岐し、前後左右ウインカー、テールランプ、ヘッドライト内ポジションへ接続。追加追加の配線で少しかさ張ってしまいましたが、無事に接続完了です。

ヘッドライトも汎用品ですが、面白いポジションランプですよね。本来はウインカーとして機能させるみたいですが今回はポジションとして光らせました。個性的でとても良いと思います。

汎用品のため、防水処理に不安を感じてヘッドライトにあるポジションの裏の基板を再度防水処理しています。水が入ってしまったら、すぐダメになりそうなので。

やらなくてもいい部分ですが、長く使いたいならしっかりと処理しておくことをおすすめします。

こちらはリア周りです。残念ながらテール、ブレーキランプは純正の電球のままです。友人Mさんはテールランプごと交換する予定らしいです。どんなデザインのテールランプを持ってくるのか楽しみですね。

リアのウインカーはテールランプが内蔵型でウインカーをONにするとシーケンシャルウインカーが点きます。ウインカーをOFFにするとテールランプに戻る感じですね。

こちらも汎用品ですがなかなか良く作られています。エイプは車体が小さいので、サイズの小さいウインカーが合いますよね。

取り付けにはL字ステーが必要です。事前に準備しておきましょう。

ついでにプラグも交換

ボアアップしてから数百キロ走り慣らしを終えたということで、プラグも新品に交換しました。純正プラグの熱価6番から7番に上げています。

前回走行ができるようになったらキャブのセッティングも見直したいですね。

今回使用したパーツ

今回の作業をするに伴い使用したパーツの詳細です。

メーカー名 パーツ名
不明 汎用スイッチBOX左右セット
不明 ウインカー付きヘッドライト
不明 シーケンシャルLEDウインカー前後セット
NGK CR7HSA

まとめ

前回の作業断念で、せっかく購入した汎用スイッチBOXがゴミになるかもしれないと悲しんでいた友人Mさん。時間はかかりましたが無事に取り付けることができて良かったです。次はどんなパーツを持ってくるか楽しみですね!

  • 汎用品でもなかなかカッコいい。
  • 配線図なくても分解すればどうにかなる。
  • 純正配線との接続はまさにパズル。
  • 応用できるように配線を加工したのは正解。

本当エイプは触ってて飽きない車両ですね。これからもエイプのカスタムをやっていこうと思います。

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