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友人所有のXJR1200のLEDウインカーのチラつきを修理する

こんにちは!ゆーまんです。

友人のま~やんからLEDウインカー修理依頼がきました。LEDの修理作業をしたことはありませんが分解すればなんとかなるだろうとチャレンジしてみましたよ!XJR1200には予備のウインカーがあるとのことで、ウインカー本体ごと預かっての修理となります。

修理作業は素人が行っています。参考にする場合は自己責任でお願いします。

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LEDウインカーの現状を確認のため分解

ま~やんの話しによると「ウインカーは点灯するが一部が点灯しない。」とのことなので、ウインカーまで電気は通っているようですね。

XJR1200のウインカー本体を外してもらったので、早速バラすことにしました。

ウインカー本体とレンズは最後まで使いませんので、汚れないようにカゴにしまっておきます。

ウインカーレンズはネジ1本で止めてあり、LEDを取り付けているアクリル板は2本のネジで止めてありました。

基板など無く、アクリル板に穴を開けてLEDを差し込み、LEDの足を使って抵抗などと接続しているようです。これは商品化されたものではなく、どなたかの自作によるLED化のようですね。

前後左右の全てのウインカーの中身を取り出しました。

作りは全て同じで、裏側の配線処理も同じような感じでした。形も全て同じなので、前後左右どこのウインカー本体に取り付けても問題ありませんね。非常に分かりやすい仕様で助かりました。

点灯しなくなったLEDの通電を確認

じっくりと観察するためにウインカーの中身だけを自宅へ持ち帰りました。

そして、単三乾電池2本で12vが取り出せる便利アイテムで点灯確認を行います。4つのウインカー全部がバラバラに点灯しますね・・・。

これは裏側の配線処理している部分で接触不良を起こしている可能性が高いです。根本の2列だけ光っているウインカーが一番ひどかったですね・・・。もしかして、この状態で走ってたんでしょうか・・・。

裏の通電経路を全てチェックする

配線処理をしている部分のどこが接触不良を起こしているのか、じっくり探していきましょう。

まずは裏側にはべっとりとくっついているシリコン?グルー?を少し剥がすことにしました。本当はしっかりと剥がして、ハンダを全て付け直したいが流石に骨が折れるので接触不良を起こしている部分だけ修正します。

ハンダでシリコンを溶かして剥がそうと考えましたが、アクリル板に貼ってあるメッキシートに傷をつけてしまう可能性があるので止めておきました。しかし、熱を多少加えないと全く剥がれる気配を感じないシリコンさん・・・。

ハンダほど熱が高くなくて、でもある程度の熱がある道具・・・そう!グルーガンです。

グルーガンにグルースティックを差し込まず、先端の熱だけを利用してシリコンを溶かします。いい感じに溶けてくれますが、強く押しすぎるとメッキシートまで到達してしまうのでチカラ加減は慎重に。

なんだかんだグルーガンでシリコンと格闘して、ある程度のシリコンを剥がすことができました。

次は電源を接続して、LEDを光らせながら接触不良と思われる部分を電気の通らない樹脂製の棒などで押していきます。接触不良を起こしている部分を押すと、たまに光ったりするので、それを利用して場所を探しました。※電気を扱う場合は感電しないように注意しましょう。

ちょっと押しただけで接続し全部光るウインカーもありましたよ!本当にちょっとだけ離れてしまって接触不良になっていたんだなと感じます。

おそらくですが振動によるハンダの剥がれやクラックといったところでしょうか。

接触不良を起こしていた部分をハンダで修正

接触不良していると思われる場所を全部ハンダ付けしました。

目視でハンダの乗りが薄い場所も再度ハンダを盛り付けて、しっかりと固定しました。テスト点灯で全部点いてくれたので、ひと安心!

残りのウインカーもしっかりとハンダを盛り付けて点灯確認します。

グルーの乗りが薄い場所や元々のハンダが薄い場所で接触不良を起こしていました。ま~やんの話しによると取り付けてからかなりの年月が経っているようなので、丈夫な方だと思います。

LED本体にはダメージが入っていないので、光り方もキレイです。

グルーガンで保護してウインカー本体に収めれば完成

4つ全てのウインカーのLED点灯を確認してから、防水と接点保護のためグルーガンで再度埋めます。

個人的には後々修正することを考えればグルーで保護するのは好きじゃないのですが、すでにグルーが乗った状態なので元の仕様に合わせます。

接触不良が起こらないようにしっかりとグルーを盛り付けて完成です!

少々凸凹でキレイではありませんが裏側なので問題ないでしょう。

修正が完了したLEDをウインカー本体へ戻していきます。

LEDの乗ったアクリル板はネジ2本で止め、配線は純正と同じ場所を通します。一番外側のネジはレンズを固定する部分なので空けておきましょう。

ウインカー本体にドッキングした状態で再度点灯テスト。無事に光ってくれたのでレンズを取り付けていきましょう。

レンズははめ込み式で振動で外れないようにネジが1本取り付けてあります。

レンズを取り付けた後も点灯テストを行い、問題ないことを確認しました。4本全てのウインカーを元とに戻して作業終了です。

ちなみにま~やんのXJR1200のウインカーは純正タイプのクリアレンズに変更されています。私と好みが似ているようで、形は純正のままでクリアレンズが好きなようですね。

まとめ

初めてLEDウインカーの修理を行いましたが無事に修正できてよかったです。商品化されたアイテムではなかったので、修正しやすいというのもありましたね。LEDウインカーの仕組みも理解できたので、次は自作のLEDウインカーを作ってみたくなりました。

  • 分解して仕組みを理解しよう。
  • 簡易電源で点かない場所を確認しよう。
  • 保護目的で取り付けられたグルーはなかなか厄介
  • ハンダの薄い場所を探して、再度ハンドの盛り付け
  • 点灯確認して元の形へ戻す。

LEDの抵抗の管理さえできれば、意外と簡単に作れるかもしれませんね。ウインカーだけじゃなくテールランプにもチャレンジしてみたいですね。

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