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友人からの依頼でリトルカブの不具合を修理する#2【エアクリフィルター交換編】

みなさん!こんにちは!ゆーまんです。

ホンダリトルカブ修理の続きやっていきますよ!

今回はエアクリーナーフィルターの交換とキャブの取り外しです。エアクリフィルターの新旧比較や取り付け方法、キャブ取り外し時の注意点や失敗談など、私が作業して体験したことを書いていきますよ!

作業は素人が趣味で行っています。作業する際は自己責任でお願いしますね。

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今回用意したリトルカブの純正部品

リトルカブの症状を確認して、吸気系のオーバーホールが必要と感じたので、必要な部品を購入してきました。注文したパーツは、エアクリフィルター、キャブOHキット、スロージェットの3つです。(スロージェットの交換は友人希望)

手元にパーツリストが無いので、合うものを探すのに手間取りましたが無事に入手できました。確実に自分の車体に合うパーツが欲しい場合、2輪館などに書類を持ち込んで注文すると良いでしょう。

今回、私は通販でパーツを注文しました。

リトルカブのエアクリを外す

まずは足元のカウル(レッグシールド)を外します。上部のボルト2カ所、下部2カ所、シート側2カ所の計6カ所のボルトを外します。

一番下のボルトが固着している場合がありそうなので、緩める前にラスペネなどの潤滑剤を吹いておくと良いかもです。エンジンの熱と泥ハネを食らいそうな部分なので。

ボルトに付いているワッシャーなど無くさないようにしましょう。

ボルトを全部外してレッグシールドを上に持ち上げると外れます。フレームの下にある黒いBOXがエアクリです。そこそこの年月が経過しているはずですが、とてもキレイです。

エアクリーナーBOXはフレームに2本のボルトで止まっています。左右から支えているので、両方とも外しましょう。

キャブに刺さっているインシュレーターのホースバンドを緩めるのと、ブローバイガスをエアクリへ戻すホースが繋がっているので抜きます。

キャブからインシュレーターを抜いたら、エアクリBOXを外します。色んなところに突っかかって外しにくいですが、左右に動かしながら引き抜くと取れますよ!

ホースを止めているクリップやホースバンドは無くさないように注意しましょう。

リトルカブのエアクリフィルターを交換

エアクリBOXのプラスネジ4本を外すと開きます。この黄色いのがエアクリフィルターです。これだけ見るとキレイな気がしますが、新しいものと比較すると汚れ具合が良く分かります。

エアクリBOXのネジ取り付け部に亀裂が入っていたりするので、確認しておくと良いでしょう。キャブまで水は届かないと思いますが、不調の原因になりそうです。

フィルター新旧比較

左が付いていたエアクリフィルター、右が新品のエアクリフィルターです。一目瞭然ですね。フィルター部分がグズグズになっていないので、まだ良い方だと思います。

古い方のフィルター部分が少しふにゃふにゃになっていますね。多少の水が入り込んでしまったのでしょうか。

エアクリBOXを見れば分かりますが、空気の吸い込み口が上を向いています。レッグシールドがあるので、直接水は入りませんが、やっぱり多少の水は入るようですね。

水が入っていますとエアクリフィルターの寿命が短くなりそうなので、定期的な点検はした方が良さそうです。

新品のフィルターをエアクリBOXに取り付ける

エアクリBOXを軽く洗浄して、新品のエアクリフィルターを取り付けます。キャブからのインシュレーターがBOXの中に出ているのでパコンとはめ込むだけです。とても簡単ですね。

フィルターで守られているからなのか、インシュレーターは非常にキレイでした。交換したのかな?エアクリフィルターからキャブまでのインシュレーターにひび割れなどが無いか確認しておきましょう。

ここから空気を吸いこんでいると、2次エア吸い込みとなり、混合気のセッティングが狂ってしまいます。まともに走らない可能性もあるので、分解した時にはチェックしておくことをオススメします。

ブローバイガスを戻すホースを交換

不具合があったわけではありませんがホースがガチガチのバキバキだったので、ガレージに余っていた耐油ホースに交換しておきます。

少し内径が合わず無理やり入れたのは内緒です(笑)

リトルカブの燃料タンクからのガソリンを止める

フューエルコックがキャブに付いているため、キャブを外す場合はガソリンを抜くか、ホースを挟んで止めるしかありません。今回はホースピンチャーという工具を使って、ホースを挟んでガソリンを止める方法を取りました。

私はホースをラジペンで挟んで引っ張ったりしないのですが、フューエルホースがだいぶ劣化していますね・・・。本来であれば新品交換するのが良いですが、ガソリン携行缶が無い為、断念です。それにフューエルホースは注文していないのでパーツもありません。

ホースの劣化については友人に伝えました。

ここで今回の失敗談

フューエルホースは2本あり、それぞれコックに刺さっています。まず上側のホースを挟んでガソリンを止めて、コックからホースを抜きました。

するとコックOFFなのにコックからガソリンが勢い良く出てくるではありませんか!!え!?なんで?と、びっくりしながらコックを指で押さえてガソリンを止めました。

そのまま身動きが取れなくなりましたが、どうにか片手でもう1本のホースにホースピンチャーを取り付け、事なきを得ました。

ホースを抜く場合は、2本ともガソリンの流れを止めておこう!

リトルカブのキャブを外す

フューエルホースがキャブから外れたら、他にキャブに接続されているチョークワイヤー、キャブヒーターの配線2本、アクセルワイヤー、不明ホースも外します。

キャブの底面についているホースはそのままにしておき、キャブのドレンを回して、キャブに入っているガソリンを抜きましょう。

インマニに接続されているボルト2本を外すとキャブ本体が外れます。少々外しづらいですが8mmのメガネレンチがあれば難なく外せます。

これでキャブの分解、清掃ができそうです。ということで、今回はここまでです。

今回購入したパーツと価格

今回の作業をするに伴い購入したパーツの詳細です。

メーカー名 パーツ名 価格 購入先
ホンダ純正 ガスケットセット 1,903円 モノタロウ
ホンダ純正 エアクリーナーエレメント 1,056円 モノタロウ
ホンダ純正 スロージェット35番 778円 ヤフーショッピング
小計 3,737円

リトルカブ修理での累計費用

前回までの累計(0円)+今回の費用(3,737円)=累計3,737円

純正パーツなど価格が変動するので、参考程度としておいてください。

まとめ

初めてリトルカブを触りましたが構造は単純で安心しました。やはり単気筒は弄りやすいですね。バイク整備をチャレンジしてみたいという方は、小さいバイクで勉強するのが良いかもしれません。今回、私も非常に勉強になりました。

  • 純正パーツ注文は書類やフレーム番号から適合を探し、確実に合うものを購入しよう。
  • 外したカウルのボルトやワッシャーは無くさないようにしよう。
  • フューエルホースは2本とも止めてから外そう。
  • キャブを外すときはドレンを回してガソリンを抜いておこう。

次回はキャブの分解、清掃、組付けです。

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