友人からの依頼でリトルカブの不具合を修理する#1【現状把握編】
みなさん!こんにちは!ゆーまんです。
新企画というか、グランドアクシスのレストアを見てくれた友人から「リトルカブが調子悪いから診てくれ!」と依頼をいただきました。ありがとうございます。ということで、ホンダのリトルカブの不具合を修理していきたいと思います。
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リトルカブの不具合症状を把握する
友人から「リトルカブの調子が悪い!」との連絡を受けてお預かりしたリトルカブ。友人から直接聞いた不具合の症状は以下の通りです。
・アイドリングが不安定。
・極低速でガボガボなり、トルクが薄い。
・30km前後でアクセルを抜いて、再度アクセルを入れるとワンテンポ遅れて反応する。
症状を聞いてなんとなく理解したが、やっぱり自分で見て、体感して確かめたいと感じました。そこで、近所を軽く試運転!
セルは付いていないモデルなので、キックでエンジンを掛けます。キックすれば普通に掛かるもののアイドリングが不安定で、止まってしまうことも・・・。エンジンの暖気をそこそこに済ませ、いざ発進!アクセルを少し回すとガボガボ・・・。
そして、排気ガスが臭い。あらら・・・これは吸気系のセッティングが狂ってますね。エアクリかキャブかインシュレータ劣化で2次エアを吸い込んでいるか・・・。生ガス臭いのは濃い証拠。エアクリが詰まってるのかなぁ~。
さまざまなことが考えられるが、とりあえず走り出してみました。トルクは薄いが走るには走る。聞いた通り30km付近でアクセルを抜いて、再加速する際はワンテンポ遅れるような感じ。
症状は掴めたので、すぐにガレージへ戻りリトルカブを片付けました。
リトルカブ不具合箇所の特定
試運転をした感じ、間違いなく吸気系の不具合でしょう。エアクリフィルターかキャブの詰まり、またはセッティングが狂っているか・・・具体的にどこかは分からないので、エアクリフィルター、キャブの分解清掃をすることにしました。
アイドリングも不安定なのでスロージェットも詰まっているのでしょう。
部品を注文する前に、バラして状況を確認しようとしましたが、リトルカブはキャブに燃料コックが付いているタイプです。これは、キャブを外すと燃料が流れっぱなしになってしまう・・・
タンク内のガソリンを抜こうにも、ガレージにはガソリン携行缶がありません。うーん・・・どうしたものか。部品の値段など調べたかったので、今日はここで作業終了としました。
リトルカブ修理の手順を考える
必ず行う作業はキャブOH、エアクリフィルター交換ですね。友人の希望で、スロージェットは新品に交換してほしいとのこと。しかし、タンク内のガソリンをどうするかが課題です。
色々と調べていると、フューエルホースを挟んでガソリンの流れを止める工具があると知りました。ホースクランプツールってやつです。しかも、安価で手に入りそう。ガソリン携行缶を買うより良さそうです。
ホースクランプツールで止めておけばタンク内のガソリンを抜かずに作業できるという考えに至りました。これで大体の手順は決まりました。後は部品を注文して作業するだけです。
今回購入したパーツと価格
今回は購入したパーツはありませんでした。
メーカー名 | パーツ名 | 価格 | 購入先 |
ー | ー | ー | ー |
小計 | ー |
リトルカブ修理での累計費用
前回までの累計(0円)+今回の費用(0円)=累計0円
純正パーツなど価格が変動するので、参考程度としておいてください。
まとめ
カブ系をイジるのは初めてで正直上手くいくか不安です。キャブOHの経験はあるので、それを頼りに修理をしたいと思います。サービスマニュアルは手元にありませんがネットのチカラを使って仕上げようと考えています。
- リトルカブの現状は大体理解できた。
- 吸気系の不具合が原因だと考えている。
- ガソリンの流れを止めるホースクランプツールなるものを発見。
- 作業手順は大体決まった。
次回はパーツが到着次第、作業を始める予定です。
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