初期型グランドアクシスのレストア記録#3【エンジン始動編】

2020年4月16日2020年5月3日

こんにちは！ゆーまんです。

YAMAHAのグランドアクシスのレストアです。

前回はエアクリとキャブを分解・洗浄しましたね。キレイになったエアクリとキャブを取り付けて、果たしてエンジンは掛かるのでしょうか？楽しみですね。

レストア作業は素人が趣味で行っています。作業する際は自己責任でお願いしますね。

【初期型グランドアクシス】エアクリ・キャブ組付け

エアクリとキャブのオーバーホールについて詳しく記載していきます。

キャブレータやエアクリを分解・洗浄する前に、部品を4点ほど注文しておきました。

今回は全てモノタロウで注文しました。モノタロウで注文した理由ですが、ヤマハ純正部品を取り扱っていること、ヤマハがウェブにパーツリストを公開しており、純正品番が手軽に分かること、そしてバイク用品店で購入するより若干安い！の3点です。

他にもパーツクリーナーなどのケミカルや工具も購入できるので、かなり便利です。もし気になるかは検索してみてくださいね！

ということで、キャブクリに漬けておいたパーツをキレイに洗浄し、元通りに組付けました。（画像無くてゴメンナサイ･･･）

分解した逆の手順で組み上げていきますが、ここで注意しなきゃいけないポイントが1点あります。エアスクリューと呼ばれる吸い込む空気の量を少し調整できるネジの存在です。これはエンジン、車両によって異なるので、サービスマニュアルを見るのが一番だと思います。

初期型グランドアクシス（SB01J）の場合、全閉から1回転と3/8戻しです。

後はアイドリング回転数の調整ネジとかありますが、エンジン掛かってから調整でも大丈夫でしょう。

エアクリフィルターは、2ストのスクーターは湿式タイプが多いのかな･･･フィルターにオイルを少し染み込ませて使うタイプですね。今回はオイルの余りが無かったので、そのまま取り付けています。

なぜ、このパーツを後期型のモノへ変更したのか。気になりますよね。

中期型のグランドアクシスは分かりませんが、初期型のグランドアクシスのフューエルコックは鉄で開けるのに非常に固い！そしてロック機構もないです。

ガソリンタンク内を確認する際に開けようとしたら、もう固い･･･固い･･･これガソリン入れる度にスタンドでやるハメになるのかと考えていましたよ。内側のゴムパッキンもヒビ割れが酷く、劣化が激しかったです。

ヤマハのパーツリストやネットにある画像や記事を色々と見ていると「後期型のフューエルコックは形が違う。」ことに気が付きました。しかもロック機構があって便利そう！という経緯でパーツ注文となりました。

画像では何故か逆さまに付いていますが、問題なく取り付けでき、開ける時も軽いですよ！

キャブレータを組付け、エアクリも組付けた！あとはエンジンが掛かれば先に進めるのだが･･･

と、期待を込めて！キック！キック！キック！

･･･キック！･･･キック！･･･キック！

ガソリンが回ってきたのか、エンジンが掛かりそうな雰囲気に！

もう少しだ！キック！キック！

･･･ボボボッ･･･ストン！

掛かった！！！

再度キック！アクセルをちょっと煽る。ボォーン！ボボボッ･･･

おお！普通にアイドリングしている･･･

こ、こいつ生きているゾ！動くぞっ！

結果、無事にエンジン掛かりました！後から気づいたのですがプラグを全くチェックしていないという･･･混合気が来ているか確認するためや、火花がしっかり飛んでいるかなどなど･･･

今回はプラグを見ずにエンジンが掛かったのはだいぶラッキーなことでした。

レストアを考えている方はちゃんとプラグを見ましょう！笑

今回の作業をするに伴い購入したパーツの詳細です。