初期型グランドアクシスのレストア記録#19【インナーカウル取り付け編】

2020年6月27日

こんにちは！ゆーまんです。

YAMAHAのグランドアクシスのレストアです。

今回はインナーカウルを取り付けます。アンダーカウルが無事に付いたので、取り付けができる部分を仕上げていきましょう。ついでに細かい部分のレストアも同時に作業しちゃいますよ！

レストア作業は素人が趣味で行っています。作業する際は自己責任でお願いしますね。

【初期型グランドアクシス】劣化したブリーザーホース交換

前回までの作業でカウル系を取り付ける準備が整いました。インナーカウルを取り付ける前に細かい部分のレストアをしておきましょう。

まずは、経年劣化で硬く、汚れてしまったミッションケースのブリーザーホースを交換します。これは簡単ですね。古いホースを引っこ抜いて、新しいホースの長さを合わせて切り、同じように取り付けます。

今回は耐油ホースを使用しました。ピンクとグリーンがありましたがピンクの柔らかい方をチョイス。

1点だけ注意点があります。ミッション側のホースを取り付ける口の周りが汚れている可能性があります。パーツクリーナーで洗浄できますが、ホースを外して洗浄すると中に汚れが入ってしまうことがあるので、古いホースを付けたまま洗浄すると良いでしょう。

キレイにしてから古いホースを外し、新しいホースに交換しましょう。

キーシリンダーまで繋がっているGロックワイヤーも交換します。画像でも分かる通り、ワイヤーの被覆が劣化で割れてしまい、中のワイヤーがむき出しでした。それを誤魔化す感じでビニールテープが巻いてあります。（これは私が巻いたのですが･･･）

これはインナーカウルが全て外れている状態なら簡単に交換できます。キーシリンダー側、駆動系側のどちらかを先に外し、順番に引き抜いていきます。ワイヤーの通っていた場所を忘れないようにしましょう。スマホで写真を撮っておくと確実ですね。

新品のワイヤーに交換できたら、遊びを調整して完成です。しっかりGロックが掛かるか試すことを忘れずに！

インナーカウルには取り付けの順番があります。私は順番を間違えて、もう一度外す羽目になりました。取り付け部分を良く観察すると順番が分かると思いますよ！

始めにフロントのグローブBOXがある部分から取り付けます。その後、シート下カウル→ステップ→メーターカウル→テール泥除けの順で取り付けたと思います。（数回付けたり外したりしたので曖昧です･･･）

ステップには、オイル注入口のフタを先に付けておくと良いでしょう。私はこれが外れた状態で取り付けてしまったので、フタの取り付けに苦労しました。

ステップ下にはバッテリーが入ります。接続する配線も通しておきましょう。ステップ取り付けのボルトはサビサビだったのでヤマハ純正の新品ボルトに変更しました。

テール泥除けには、フューエルタンクから出ているホース1本、フューエルコック付近にある水抜きからホース1本の計2本のホースを取り回しましょう。水抜きホースも劣化して汚かったのでブリーザーホースと同じピンクホースに交換しました。

問題なくエンジンが掛かりました。

テールランプの配線を接続したので、テール、ブレーキ、ウインカーの点灯テストもしておきました。少しずつスクーターっぽくなってきましたね。

動かせる状態になってきましたが、公道を走るにはまだまだレストア作業が残っています。

メーターギヤが固着していたので、スピードメーターが動きませんし、ハンドルのグリップもありません。リア周りはほぼ完成で、後は外装パーツだけの状態ですね。

フロント周りはまだまだやることが山積みですね。それにしてもゴールドフォークが格好良い！

今回の作業をするに伴い購入したパーツの詳細です。

グランドアクシスのレストア累計費用

前回までの累計（66,550円）＋今回の費用（3,274円）＝累計69,824円

純正パーツなど価格が変動するので、参考程度としておいてください。

今回の作業は少なめでしたが、凄くレストアが進んだ感じがしますね！スクーターの形になってきたからでしょうか。ガレージの敷地内だけですが、試運転もできて満足です。どんどんキレイになっていくのは、やっぱ嬉しいですね～

次回は外装パーツの塗装にチャレンジです。

Posted by yu-man

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