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初期型グランドアクシスのレストア記録#10【駆動系点検編2】

こんにちは!ゆーまんです。

YAMAHAグランドアクシスレストアです。

こちらの作業は2019年12月30日に行っています。

今回は駆動系の点検第2弾ということで、プーリー、クラッチ、ベルトをバラシてみましたよ!駆動系カバーを開けた時に思いのほかキレイだったので、あまり心配はしてないですけどね。クラッチアウターにあった傷だけが少し気になるかな~。それでは、点検していきましょう~

レストア作業は素人が趣味で行っています。作業する際は自己責任でお願いしますね。

ひとつ前の記事はコチラ「初期型グランドアクシスのレストア記録#9【駆動系点検編】

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【初期型グランドアクシス】クラッチ側を点検

まずはクラッチアウターから点検していきましょう。

前回、謎の傷が入っていたクラッチアウターですが、大丈夫そうな感じしますね。使い込まれた感じやクラッチシューのカスが少々目立ちます。スプラインもキレイに残っています。

ヤマハ純正のクラッチのようですね。

歪みや振れを計測する器具を持っていないので、念のため交換を予定しています。

クラッチシューの残量確認

クラッチシューの残量を点検してみましょう。

こちらもだいぶ使い込まれた感じがします。クラッチシューが残り僅かですね。

クラッチスプリングに色が付いているように見えますが、おそらくヤマハ純正スプリングのマーカー?印?だと思われます。

クラッチシューは要交換なので、部品注文です。

セカンダリーはヤマハ純正を使用

セカンダリーはヤマハ純正のようです。

中にはベアリングが2か所にあります。

画像でも分かると思いますが、手前部分にニードルベアリング、奥にボールベアリングです。中にはグリスがたっぷりと塗られています。酸化して色が茶色くなっているので、クラッチをバラした際に洗浄して新しいグリスを入れたいと思います。

ビッグセカンダリーなるものが売っていますが、変更するとどんな効果があるのでしょうか?気になっていますが、動きがモッサリするとの噂でイマイチ手が出ません。

【初期型グランドアクシス】プーリー側を点検

プーリー側の一番外側に付いているプーリーフェイスはキタコ製でした。ちょこっと付いている印はキタコのマークですね。

グランドアクシス純正のプーリーは加速モッサリで最高速も伸びない、とても評判が良くないようです。

前のオーナーもそこは不満で社外品に変更したのでしょう。プーリーフェイスだけ交換しても意味はないです。純正と比べて軽量化されているのかな?手元に純正フェイスが無いので比較できませんが・・・

プーリー、ウエイトローラーを確認

プーリーフェイス同様にキタコ製。ウエイトローラーは10g×6個なので、キタコのプーリー用だと思われます。

プーリー、プーリーフェイス、ウエイトローラー、おそらくプーリーボスがキタコ製と思われます。キットで売られている製品なのでしょうか?

どれもキレイなので、そのまま使えそうですね。ウエイトローラーだけは消耗品なので新品に交換する予定です。重さは同じ10g×6個です。

調べてみましたが、おそらく上記の製品だと思われます。ウエイトローラーの色がちょっと違いますが、同じプーリーグリスがシートしたの収納BOXに入っていました。

スライドピースの確認

スライドピースは消耗品なので、交換必須です。見た感じそんなに劣化はしていませんが念のため。

こちらのプレートもダメージが少ないので洗浄して再利用します。

【初期型グランドアクシス】ベルト、駆動系ケース内を点検

ベルトも同じくキタコ製です。

ベルトも消耗品なので交換予定です。ひび割れもなく、内側の山もあまり削れてませんが、数年放置した消耗品はコワイので・・・

ベルトは捨てずに予備として残しておきます。

駆動系ケース内はベルトのカスやクラッチシューのカスで多少の汚れはあるものの、比較的キレイでした。パーツクリーナーでちょこっと洗浄して完了です。

この中身が無い状態でリアタイヤを回して、ギヤケース内のベアリングの状態を確認しました。

タイヤ回した際にコロコロやコツコツなど音が出る場合はベアリングの寿命が近いです。ベアリングが破損するとギヤの間に挟まって欠けることがあるようです。

ベアリングプーラーやインストーラーを持っている方はチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。

【初期型グランドアクシス】駆動系カバーの磨き

駆動系カバーをキレイに磨くため、電動工具を出してきました。

前回、ワイヤーブラシで頑張ったのですがアルミの白サビに悪戦苦闘・・・ある程度はキレイになりましたが諦めておりました。

そこで、今回は電動工具でサクッとキレイにしてしまおうという作戦です。

電動工具を使い始めたはいい物の凹凸が多く、上手く機能しません・・・やはり手で磨くしかないのか・・・ワイヤーブラシ、手磨きのサンドペーパー、電動工具と色々使って戦いましたが、疲れました。

もういいよね・・・これで・・・

ということで、上記の画像が完成状態でです。ピッカピカに出来ず残念です・・・

駆動系パーツを全てバラバラにして、今回の作業は終了です。

画像は作業途中での1枚です。この画像、個人的に結構好きでホームページのヘッダー画像にも使っていますよ!

今回購入したパーツと価格

今回の作業をするに伴い購入したパーツはありません。

メーカー名 パーツ名 価格 購入先
小計  

グランドアクシスのレストア累計費用

前回までの累計(12,037円)+今回の費用(0円)=累計12,037円

純正パーツなど価格が変動するので、参考程度としておいてください。

まとめ

10回目にしてようやく駆動系をバラすことができました。放置車両なのでもっとヒドイ状態だと予想していたのですが、中身はキレイで安心しました。ヒドイと洗浄に時間が掛かってしまいますからね・・・それと再利用できるパーツも多く、費用も少なくて済む点も良いですね。

  • クラッチシューは要交換だった。
  • プーリー側はキタコ製のキット品が装着されていた。
  • 駆動系ケース内はとてもキレイでベルトの編摩耗も少なかった。
  • 駆動系カバーの白サビをキレイに落とすのは無理。

次回は駆動系の部品が揃うまで、他の箇所をレストアしたいと思います。

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