エイプ80ccレストアプロジェクトの記録#5【オイル交換・キャブセッティング編】
こんにちは!ゆーまんです。
HONDAのエイプのレストアです。
今回は車両放置した期間、全く交換していなかったエンジンオイルを交換します。約7年間の熟成したオイルはどんな感じなのか楽しみですね。前回キャブのセッティングも変更したので、その結果も出ましたよ!
レストア作業は素人が趣味で行っています。作業する際は自己責任でお願いしますね。
ひとつ前の記事はコチラ「エイプ80ccレストアプロジェクトの記録#4【ブレーキパッド交換とキャブセッティング編】」
今回の作業は2020年5月27日にガレージにて1人で作業しています。
【エイプ80cc】オイル交換のため準備したもの
今回のエンジンオイル交換はフラッシングも兼ねて、100kmほど走ったら交換するつもりです。すぐに交換するので安いオイルをチョイスしました。
最近はもっぱらモノタロウでパーツを買うことが多いですね。純正部品も買えるし、バイク用品、ケミカル類も買える、そして安い!外に出かけずとも家にパーツが届きます。便利ですね!
デイトナ製シリコンジョウゴも用意しました。エイプのオイル注入口は非常に狭く、下手をするとオイルがこぼれてしまう恐れがありましたので。オイラーは計量が目的です。ドレンワッシャーは毎回新品を使いましょう。
【エイプ80cc】オイルがマフラーに直撃
社外マフラーに変更しているということもありますが、エイプはドレンボルトを外すとマフラーにオイルが思いっきりかかります。それを少しでも防ごうとオイルパックのビニールで覆ってみました。
ビニールがズレなければマフラーにオイルが付着することはありませんね。
ダンボールの切れ端などで、オイルが流れる道を作っても良さそうです。もし、マフラーにオイルが付着した場合はしっかりとパーツクリーナーで洗浄しておきましょう。マフラーは熱を持つのでオイルが付着していると危険ですよ。
ドレンボルトを外す前にオイル注入口のキャップを外しておきましょう。空気を取り入れるためです。
ドレンボルトを外す
約7年間熟成させたオイルが現れました。
思っていたより粘度がしっかりと残っており、白化など腐ってもいませんでしたね。キラキラとした金属片も見当たらないので良い状態と言えるでしょう。ちょっと期待外れな気もしますが、ひと安心といったところです。
ちなみに入っていたオイルはワコーズの4CT-Sというオイルです。クルマに使ってた余りを入れたようですね。自分で言うのもなんですが、4CT-Sは非常に良いオイルです。さすがワコーズと言った感じですね!
クルマ用とバイク用では粘度が少し違うので、2輪対応のオイルがオススメです。
【エイプ80cc】待ってる間に新品オイルを準備
古いオイルが抜けきるまで、次の準備をしておきましょう。
エイプのエンジンオイル量は0.8Lです。ボアアップしていますが、オイル量を変更することはないでしょう。オイルクーラーを取り付けている場合は少し多めに入れる方が良いようです。
オイルのボトルが1Lなので、オイラーに200mlを移して0.8Lが計量できました。
外したドレンボルトはパーツクリーナーで洗浄しておきます。古いドレンワッシャーは廃棄です。
【エイプ80cc】シリコン製ジョウゴが便利すぎる
古いオイルが抜けきったところで、ペーパータオルでドレンボルトが刺さる部分をキレイにしておきます。新品のドレンワッシャーを取り付けて、ドレンボルトを締めましょう。ドレンボルトは締めすぎ注意です。
ドレンボルトを締めたらオイルの注入です。シリコン製ジョウゴはオイル注入口付近が狭いエイプには非常に便利な道具です。
キックアームの間に挟んだら固定できましたので、このままオイルを注入しました。急にガツンとオイルを注ぎ込むと溢れてくる可能性があるので、様子を見ながら入れていきましょう。
0.8L全て注入が完了したら、オイルフィラーキャップを締めてレベルゲージを確認しましょう。規定内の量になっていれば完了です!
最後にドレンボルト周りからオイルが漏れていないか確認してエンジン始動してみましょう。
【エイプ80cc】少し走ったらプラグは真っ白け
エンジンオイル交換も終わったので、試運転を兼ねてガソリンを入れにいきました。
エンジンオイルは漏れもなく大丈夫そうですね。
エンジンがしっかりと暖まった状態で回転を上げて走ってみました。8000回転から先がボコボコと調子が悪い感じですね。低回転域では順調ですが、アクセルをガバっと開けると失速するので、明らかにメインジェットが薄いですね。
キャブセッティングはやり直しのようです。さすがに90番は薄すぎたか・・・
エンジンを壊さないうちに濃いめに変更したいと思います。
今回購入したパーツと価格
今回の作業をするに伴い購入したパーツの詳細です。
メーカー名 | パーツ名 | 価格 | 購入先 |
モノタロウ | 4ストバイク用エンジンオイル | 593円 | モノタロウ |
KITACO | ドレンワッシャー | 142円 | モノタロウ |
DAITONA | シリコン製ジョウゴ | 417円 | モノタロウ |
モノタロウ | オイルパック | 178円 | モノタロウ |
小計 | 1,330円 |
エイプ80のレストアプロジェクト累計費用
前回までの累計(1,790円)+今回の費用(1,330円)=累計3,120円
純正パーツなど価格が変動するので、参考程度としておいてください。
まとめ
4ストエンジンを維持するために非常に重要なエンジンオイルを交換しました。約7年の熟成だったのですが特に大きな変化もなく安心しました。良いオイルは値段相応ということが良く分かりましたね。
- フラッシングも兼ねて安いオイルを低距離走行で交換する。
- オイルがマフラーにかかってしまうので、上手に処理するのが良い。
- ドレンワッシャーは新品を使い、ドレンボルトは締めすぎない。
- シリコン製ジョウゴは非常に便利だった。
- キャブセッティングが合っていない。薄すぎる。
次回はキャブセッティング見直しと細かい部分を整備する予定です。
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