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友人所有アドレスV100のカスタム作業お手伝い#1【ブレーキレバー編】

こんにちは!ゆーまんです。

友人所有スズキ・アドレスV100カスタム作業をお手伝いしました。

フロントブレーキのマスターシリンダーが劣化によりボロボロになったとのことで、交換作業をお手伝いしてきました。他にも取り付けたいパーツがあるとのことで、色々試行錯誤しながら作業しましたよ!無事にパーツは取り付けることができたのでしょうか・・・。

レストア作業は素人が行っています。作業する際は自己責任でお願いしますね。

ま~やん所有の他のバイクについてはこちら↓

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アドレスV100のカスタム①【ブレーキマスターシリンダー交換】

アドレスV100はフロントブレーキがディスクです。

もちろんマスターシリンダーがあるわけですが、このパーツ経年劣化で結構なダメージを受けます。直接ブレーキに関係してくる場所ですので点検整備が必要不可欠!

マスターシリンダーの整備を経験されている方は画像を見てすぐ気が付いたと思います。ま~やんのアドレスV100はブレーキフルードがしっかり洗浄できておらず、腐蝕しています。レバーまで腐蝕しているので新品と交換になりました。

フロントカウル、ヘッドライトカウル、メーターカウルを外す

マスターシリンダーまでアクセスするためにフロントカウルを外します。

ここのカウルは外さなくても作業はできますが、ブレーキフルードが垂れたり、ボルト、ナットが落ちて入ってしまった場合に取り出すのが面倒なので先に外します。

ま~やんのアドレスV100の場合はボルト3本で外れました。本来はもう少しネジがあるのかな?

ヘッドライト部分のカウルを外します。

このパーツは外さないとマスターシリンダーへアクセスできません。ブレーキホースの付け根も触るので、面倒でも外しておきましょう。

フロント側に1本とメーター側に2本のネジを外せば、取り外しできました。

メーターカウルですがこちらも外しておいた方が作業は楽になります。

メーターを接続したまま、ぶら下げておく方法もありますが、色々と作業の邪魔になるので外しておくのが良いですね。ま~やんはここでメーター表面の汚れが気になったようで念入りに磨いておりました。

メーターを外す機会は少ないので、外した時にキレイにしておくのも良いですね!

ブレーキレバー、ブレーキホースを外す

マスターシリンダーに付いているブレーキレバーを外します。

新品のマスターシリンダーに新品のレバーが付属していますが、ブラックのレバーが欲しいとのことで再利用することにしました。

劣化で塗装が剥がれてしまっているので、磨いて再塗装をします。

マスターシリンダーに接続されているブレーキホースを緩めます。

実はここの手順は間違っていて、先にマスターシリンダー内のブレーキフルードを抜いておかなければなりません。ホースを緩めてしまうと、当然ながらブレーキフルードが漏れてきます。

先に緩めても良いですがブレーキフルードには注意しましょう。

ブレーキフルードは危険がいっぱい

マスターシリンダーの中に入っているブレーキフルードは独特な匂いがします。

成分など詳しいことは分かりませんが車体の塗装面に付着すると腐蝕します。

これは金属部分でも腐蝕するのでブレーキフルードが付着してしまった場所はパーツクリーナーなどでしっかりと洗浄しましょう。

ブレーキフルードが付着して、すぐに腐蝕することはありませんが忘れたころに塗装がボロボロと剥がれ、内部の金属部分まで侵食しています。

外装部分に付着してしまった場合はパーツクリーナーで洗浄後に洗車をすると良いでしょう。

マスターシリンダー新旧比較

マスターシリンダーの新旧の比較をしてみました。

画像の左側が今まで使っていたマスターシリンダー、右側が新品マスターシリンダーです。

フタの部分からブレーキフルードが垂れて、しっかり洗浄をしなかったことによる腐蝕で塗装が剥がれ、金属にも腐蝕が発生しています。使う分には問題ありませんが、腐蝕はどんどん進みますのでやがてフタが固着して開かなくなり、周りの塗装も剥がれていきます。

ブレーキは重要部品であるとともに、ブレーキフルードの扱いにも注意したいところですね!

ブレーキフルードを入れてエア抜きをする

マスターシリンダーを交換したらブレーキのエア抜きを行います。

今回はキャリパー側から注射器で古いブレーキフルードを吸いながら、マスターシリンダー側から新しいブレーキフルードに入れ替えていく方法をとりました。

この方法だとエアが噛みにくく、エア抜き作業の手間が小さいです。このように2人で作業するとさらに楽ですね。

ブレーキパッドの取り付けミスでなかなかブレーキタッチが良くならないトラブルがありましたが、無事にエア抜き完了です。

メッシュタイプのブレーキホースが入っているので、ブレーキタッチがとてもカチカチ!ま~やん好みに仕上がりました。

ブレーキは重要保安部品なので作業に自信がない方は素直にプロにお願いしましょう。自分で作業する場合はもちろんのこと自己責任になりますよ!

▼今回の作業で使用したブレーキフルードはこちら

しっかりと洗浄して完成!

マスターシリンダーの組付けが完了し、ブレーキフルードのエア抜きも終わったら、キレイに洗浄しましょう。

パーツクリーナーを使って、マスターシリンダー、ブレーキホース、キャリパー、フォーク、ホイールなどブレーキフルードが付着しそうな場所は全て洗浄しておくと安心ですね。

水で洗い流しても良いですが、メーター周辺は電気パーツが多いので注意が必要です。

交換が完了したマスターシリンダー!

ブレーキホースは再利用で、バンジョーボルトとワッシャーを交換しました。ブレーキホースはメッシュホースに交換してあるのでカチッとしたブレーキタッチが特徴で、良く効く気がします。

▼ま~やんのアドレスV100に装着しているメッシュブレーキホースはこちら

アドレスV100のカスタム②【ライブDIO用ブレーキレバーを流用】

ホンダの小さいスクーターに付いているリアブレーキを握ったまま固定できるパーツ。今回はこれをスズキのアドレスV100に流用します。

信号待ちなどでブレーキを握っておかなくても、ロックしておけば車体が動くことがありません。車で言うところのサイドブレーキのような装置ですね。

AF35ライブディオZXのリアブレーキレバーを使う

ガレージにま~やんから頂いた部品取り車両のAF35ライブDIOーZXがあります。その車体から今回使うサイドブレーキを外します。

経年劣化と塗料が付着しているので、キレイにして再塗装します。ブレーキレバーもAF35用を使いますよ。

サイドブレーキ本体はハンドルパイプにボルトで止まっているだけなので、緩めれば外れます。しかし、ブレーキレバーはボルトの他にバネ、ワッシャーが入っています。これを無くしてしまうとレバーの戻りが鈍くなるので、外す時は注意しましょう。

塗装してキレイにする

簡単に足付けと磨き、脱脂してシャーシブラックで塗ります。

このシャーシブラックが非常に便利でブラックに塗装したいとき、大体コレ使ってます笑

グランドアクシスの前後ホイールやセンタースタンド、サイドスタンドもシャーシブラックで塗ってますよ!適当に吹いてもムラになりにくく、ほどよい艶も出ます。足付けが甘いとか気にしなくても気軽に塗れる便利な塗料ですね。

▼いつも使っているシャーシブラックはこちら

スイッチはエイプ用、ブレーキワイヤーはV100用を使用

ハンドルパイプへの取り付けにもひと苦労です。AF35のハンドルパイプの方が太く、サイドブレーキをそのまま取り付けてもスカスカになってしっかりと固定ができません。

ブレーキなので適当に処理することもできず、ハンドルにアルミテープを巻いて、その上からサイドブレーキを取り付けました。多少グラつくものの、しっかりと握ることができます。

ブレーキワイヤーはアドレスV100のものがそのまま使えました。ブレーキスイッチは形状が異なり、そのまま取り付けることができなかったため、アドレスV100側のブレーキスイッチをエイプ用に交換しています。

エイプ用はガレージに余っている純正部品のひとつですね。捨てずに残しておくと使えるもんですな~

そのまま付くはずもなく、色々と加工

AF35用のサイドブレーキをアドレスV100に付けるわけですから、当然カウルなどの形は合いません。

ヘッドライトカウル側はミラー取り付け部とブレーキレバーの開口部が狭く、干渉してしまうためカウル開口部を拡大します。マジックである程度の大きさを書き、それに沿ってリューターで切ります。

AF35用サイドブレーキが割と大きく、ブレーキレバー開口部分はそれなりに大きくカットしています。メーターカウル側はちょこっとだけ干渉するので、合わせながら干渉する箇所を削りました。

現車合わせで加工して完成!

多少カウルの穴がズレたりしましたが現車合わせで加工を繰り返し、無事に取り付けできました。

言われなきゃ分からない流用パーツですが、乗り手としては、とても便利になったようです。

アドレスV100のカスタム③【リアウインカーレンズ交換】

クリアウインカーレンズ大好きなま~やんが以前から交換したがっていたパーツです。

念願かなってオレンジレンズからクリアレンズに交換!見た目のインパクトがぜんぜん違いますね。中のLED球は当然アンバー色を使用しています。

交換前と交換後の比較です。

高級感が増して、すこしカスタム感が出ましたね。テールレンズの曇りが少々きになりますが良くなったのではないでしょうか。テールレンズを外せば、パコンと付け替えるだけの簡単作業です。プラスドライバー1本あれば作業できますよ。

私もウインカーレンズはクリアタイプが好みなので、ま~やんと気が合いますね!

▼今回、交換したリアウインカークリアレンズはこちら

アドレスV100のカスタム作業を動画で確認

動画で説明しきれなかった部分をこちらのブログにしました。動画とブログを合わせてみていただければ、より分かりやすいと思います。

まとめ

今回はアドレスV100のカスタムお手伝いでした。マスターシリンダー交換はグランドアクシスでも作業したのでサクサク進みましたがサイドブレーキ流用が時間かかりましたね。やったことない作業は難しいけど、あーだこーだ相談しながらの作業はとても楽しいです。最後には上手く付けられたので感動もありますね!

アドレスV100はすでに完成形ですが・・・まだカスタムする予定なのかな?次回もお楽しみに♪

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