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友人所有エイプのカスタム作業お手伝い#5【LEDテールランプ作成】

こんにちは!ゆーまんです。

友人所有のHONDAエイプカスタム作業をお手伝いしました。

毎度おなじみの友人ま~やんからの依頼でXJR1300のテールランプにLEDを仕込むことになりました。今までLEDの自作はグランドアクシスのウインカーぐらいしか作業したことないので、どんな感じになるかとても楽しみです!

レストア作業は素人が行っています。作業する際は自己責任でお願いしますね。

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エイプに流用するXJR1300テールをカラ割り

ま~やんから預かったXJR1300のテールランプはすでに一度加工されたものでした。

レンズに割れや汚れがあるものの、中身以外はそのまま使えそうです。グルーガンで固定されたレンズと本体の間にカッターを入れて、少しずつ開きました。

手でも剥がせそうでしたがレンズにヒビが入っている部分があり、そこから豪快に割れそうだったので慎重に少しずつ剥がします。

純正の球は抜かれており、キラキラシートが貼られたLED基板が取り付けてあります。ま~やんの話しでは一部が点灯せず、光り方もおかしいとのこと。

5mm砲弾型LEDが1列13発で4段です。裏側の配線は口金部分を切り抜いて、配線を伸ばしているようです。

基板の固定方法は長いボルト3本で、テール本体の裏側まで貫通しています。

旧型LED基板の光り方をチェック

現状を把握するためにLED点灯テストをしてみました。

なんか・・・光り方が変??

テールランプは一番上の1列とナンバー灯の1列が点灯するようです。ブレーキ入力すると真ん中の2列がプラスで点灯するようですね。XJR1300のテールランプの大きさに対して、このLED数は少ないと感じました。

仮に全部キレイに点灯していたとしても夜間の走行はちょっと心配ですね。

▼LEDの点灯テストで使った道具はこちら

裏の接続部分を確認すると、日本語ではない文字が・・・。

抵抗の位置や接続を考えると5mm砲弾LED3発に対して抵抗が1本のはずが一番右側の4本のLEDだけ2発に対して抵抗1本で作っているようです。

電気は流れやすい方向に流れる性質があるので、電気の流れやすい右側の4本のLEDに流れているので、そこだけ明るくなっていますね。

画像にあるナンバー灯だけでなく、全ての列で同じ光り方をします。なぜ・・・このような接続方法にしたのか・・・。

テールランプに最適なLEDを選ぶ

XJR1300のテールランプの現状を把握したところで、LEDを作成するプランを考えます。

依頼主ま~やんからの希望は「めっちゃ明るいやーつを頼むっ!」とのことなので・・・

今回チョイスするLEDは「ウルトラFluxLED」に決めました。簡単な配線レイアウトとLED配置を考えて、抵抗の数、整流ダイオードの数など調べて発注を掛けました。

グランドアクシスのウインカーを作成した時と同じく、エルパラでパーツを購入しました。

エルパラは12vで接続時に必要な抵抗など簡単な配線図を同梱してくれるので初心者でも分かりやすいです。前回のグランドアクシスでLEDを購入した際も配線図を付けてもらい、実際に作業しましたがバッチリ完成しました。

ウルトラFluxLEDはバラでも購入可能ですが製造ロットで色味が異なります。1つのテールランプで色味がバラバラになるのは嫌だったので、100個セットを選びました。

テールランプに使う抵抗とブレーキランプに使う抵抗、テールランプ作成には欠かせない整流ダイオードも準備しました。

▼エルパラについて詳しく知りたい方はこちら

旧型のLED基板をベースに新基板を作成

LEDを乗せる基板から作成していきましょう。基板は曲がる基板を使用します。

基本となるのは今まで付いていたLED基板で基板の固定方法も同じボルトを使います。旧型の基板は端部分がキラキラシールだけですが、今回はそこまで基板を広げます。

そして、ナンバー灯の部分は基板を別にして下向きに照射するように作成します。

曲がる基板を選んだ理由はブラックで見た目が良いというところもありますが、やはりハサミで簡単に切れるところでしょうか。加工がしやすいので、形を整えやすく使いやすいですね。

欠点としてはLEDをハンダ付けする際に熱をかけすぎると金属の部分が剥がれてしまうことがあるということ・・・おそらく私のハンダ付けが下手すぎるだけだと思いますが・・・。

前回のグランドアクシスで学んだので今回は気を付けながらハンダ付けしたいと思います。

LEDのレイアウトを考える

LEDをハンダ付けする前にレイアウトを決めておきましょう。

今回のLEDは3発に対して抵抗1つを付けます。それに伴い3発ずつ並べ、1列に15発の編成です。LEDは100発あるので全て使って作りたいところですが、テール本体に固定するボルト位置があるので色々と悩みました。

LEDを並べては考えて、全て外し・・・並べては外し・・・

なかなかうまい感じにまとまってくれません。私のセンスが問われてしまいますね笑

ちなみにナンバー灯は細長い基板の真ん中に15発入れる予定です。メイン基板のテールランプとの干渉が気になりますが、15発のLEDは別に残しておきます。

最終的にLEDの配置はこうなりました。

テールランプ側に78発、ナンバー灯に21発で合計99発です。3発セットなのでどうしても1発だけ余ってしまいますね。

配置は決まりましたが、抵抗など接続がうまくいくかどうか・・・左右にスペースがあるので、その部分を利用して接続を行います。

LEDや抵抗など基板にハンダ付け

LEDを少しだけ接続したところで点灯テストを・・・どうやら上手く光ってくれているみたいです。

これでひと安心ですね。このまま同じ感じでLEDを接続していきましょう。残念なことにLEDを接続している裏の画像が1枚もありませんでした・・・。どうやら作成するのに夢中で撮り忘れたようです。

テールランプに仮組みし点灯テスト

ひと通り組みあがったので、実際にテールレンズの中に入れて点灯テストを行いました。

光り方が弱いですが全部のLEDが光っているのを確認できたので問題なしです。ナンバー灯を固定する際に幅が足りず、仕方なくLEDを3発減らしました・・・。

点灯テストに使用した電源はいつもの乾電池2本の道具です。エーモン製のLED電源BOXは本当に便利でいつも近くに置いています。クルマ、バイク用品で少ない電力で動く製品は大体動かせます。

車両に取り付ける前にテストを行うことができるので、取り付け後のイメージも沸きやすいですよね。電力が弱くなってきたら単三乾電池を交換すれば復活します。出力できる電力は少ないのでナビやオーディオといった製品は動かせませんよ!

シリコーンシーラントでカラ閉じして完成

LEDの点灯確認も終え、テール本体に基板の固定もできました。

テールレンズとレンズが付く部分の清掃をしてシリコーンシーラントを使い、カラ閉じしました。専用の接着剤があれば良いのですがガレージにはシリコーンシーラントしかなかったので、これを選びました。

我ながら上手い感じに仕上がりました。

シリコーンシーラントは固着するまで時間がかかりますがガチガチに固まるわけではなく、弾力があり、クッション性も備えています。

熱で溶かして使うグルーで固定してもよかったのですが、耐久性が低い気がしたので止めておきました。

エイプは特に振動が多いので、少し心配ですが長持ちしてくれることを祈ります。

完成後の点灯テスト

最後に完成したテールランプの点灯動画を載せておきます。動画単体で記載することができなかったため、私のツイッターに載せた動画を貼っておきます。

この動画撮影時に使用した電源は乾電池タイプのものではなく、家庭のコンセントに刺してシガーソケットから12vが取れるタイプの電源です。こちらも大きな電気は取れませんがLEDを光らせるには十分です。

乾電池の電源BOXでは電力が足りておらず、薄っすら光っていましたが、コンセントから取る12vではバッチリ光ってくれました。安定した電源を取りたい場合はコンセントのシガーソケットを用意した方がいいかもしれませんね。

▼コンセントから12vが取れるシガーソケットはこちら

まとめ

今回は初めてLEDでテールランプを作成しました。時間はかかりましたが理想的なテールランプが仕上がりました。苦労した点は、LEDの配置と基板固定の位置決めでしょうか。ボルトは金属なので少しでも触れてしまうとショートするのでスペースを空けるように調整しました。

今回は基板1枚でLEDと抵抗など全て載せましたがユニット化すれば、もう少しLEDの数を増やせたかもしれませんね。

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