初期型グランドアクシスのレストア記録#9【駆動系点検編】
こんにちは!ゆーまんです。
YAMAHAのグランドアクシスのレストアです。
こちらの作業は2019年12月11日に行っています。
今回はいよいよ駆動系に着手です!グランドアクシスを走らせる上でかなり重要なパーツが盛り沢山の箇所ですよね。この部分をチューンナップしている方は多いのではないでしょうか!それでは、バラしていきましょう!
レストア作業は素人が趣味で行っています。作業する際は自己責任でお願いしますね。
ひとつ前の記事はコチラ「初期型グランドアクシスのレストア記録#8【オイルライン交換編】」
【初期型グランドアクシス】駆動系カバーを外す
駆動系をバラすにあたって、予めキックスターターと樹脂のカバーは外しておきました。
数年放置されていたので、駆動系を止めているボルトが固着している可能性がありますよね。ボルトの頭がナメてしまわないように慎重に外していきます。
幸いボルトが固着していることはなく、順調に外しています。ボルトは止めている箇所によって長さが違うので、ダンボールに簡単な絵を書き、外した箇所のボルトを刺しました。混ぜてしまうと分からなくなってしまいますからね。
ダンボールの切れっぱしでいいので、用意すると後々楽ですよ!
【初期型グランドアクシス】駆動系各部点検
駆動系カバーも外れたので、色々と点検していきましょう。
まずは、駆動系カバーを外すときに一緒に外れるガスケットです。こちらは新品にする方が良いのですが、今回は破れることなくキレイに剥がせたので再利用します。茶色く色が付いている部分は、液状ガスケットですかね。ここまでしっかりやっているのはショップでの作業の後でしょうか。
駆動系ケースについている「ダウエルピン」は無くさないようにしましょう。
ボルトが刺さる部分にある筒状のパーツです。駆動系カバーがピッタリとハマるように調整するパーツです。
今回はプーリーもベルトもクラッチも外しません。目視点検です。
クラッチアウターに嫌な傷が・・・
クラッチアウターに嫌な傷を見つけました。
ケース側にも傷が入っているので、これはクラッチアウターを止めているセンターのナットが緩んで、クラッチアウターにあるGロックの出っ張りがケースに干渉したと思われます。
ショップでの作業を依頼していた場合、こんなことにはありませんが前のオーナーが自身で交換取り付けしたのでしょうか。既定のトルクから不足していると起こりえる現象ですね。
クラッチのシャフトにダメージが無いことを祈ります。振れを計測する道具がないので、走ってみてという感じになりそうです。
【初期型グランドアクシス】駆動系カバーを磨く
外した駆動系カバーは非常に汚れていました。前回、修理したオイルラインから漏れたオイルがここまで流れていてベタベタになっていますね。
白い部分はアルミ特有のサビでしょうか。Gロックの部分もサビが浮いていますね。
パーツクリーナーでオイル汚れを落とし、ワイヤーブラシで根気よくサビを落としていきましょう。
キックスターターのバネ部分も外して洗浄したいですが、まだパーツが届かないので今回は保留です。
少しはキレイになったかな?
磨くこと数十分・・・
少しはキレイになったかな・・・ダイブ・・・ツカレタ・・・ヨ・・・
この白いサビが非常に厄介ですね。硬いし割と厚みがあるので、しっかりと磨かないと落とせません。
またキックスターターなど洗浄する際に、もう一度ゴシゴシしたいと思います。
今回購入したパーツと価格
今回の作業では特に購入したパーツはありません。
メーカー名 | パーツ名 | 価格 | 購入先 |
ー | ー | ー | ー |
小計 |
グランドアクシスのレストア累計費用
前回までの累計(12,037円)+今回の費用(0円)=累計12,037円
純正パーツなど価格が変動するので、参考程度としておいてください。
まとめ
グランドアクシスが手元に来てから初めて駆動系を開けてみました。中はとてもキレイでクラッチ以外はダメージが少なそうです。ベルトも劣化が少なく、プーリーもキレイでした。
- 駆動系カバーを外す際はボルトの長さが違うので注意。
- クラッチアウターと駆動系カバーに少し嫌な傷があった。
- ワイヤーブラシで一生懸命磨くがアルミの白いサビはしぶとい。
次回はプーリー、クラッチを外して点検していきますよ。
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