エイプ80ccのレストアプロジェクトの記録#10【ホイール塗装編】
こんにちは!ゆーまんです。
HONDAのエイプのレストアです。
今回はエイプから外したNSR50ホイールのリフレッシュ作業を行います。中古で購入したホイールのため、キズや汚れ、塗装剥げなどが目立ってました。ホイール専用塗料を使うことでどこまでキレイに仕上がるのか、とても楽しみです。
レストア作業は素人が趣味で行っています。作業する際は自己責任でお願いしますね。
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エイプ80ccのホイール塗装①【サビ落としと足付け】
以前、中古で購入したNSR50用のホイールですが、特にメンテナンスすることなく取り付けていました。特に問題なく使っていましたが、前回タイヤを外した際にベアリングのガタが発覚したので、ついでに全部キレイにしてしまおうと重い腰を上げたのです。
リアホイールに関しては、取り付ける前にブラックに塗装しました。経年劣化と飛び石の影響でだいぶキズが目立つようになりました。数年前の私は知識が少なく、適当に缶スプレーで塗っていました。今見るとだいぶヒドイ塗装ですね・・・。
本来であれば、古い塗料を全て剥がしてから新しい塗装をするのがベストだと思います。ホイールにそこまでのこだわりが無いので、軽く足付けをして塗りたいと思います。
足付けをする前に、余計なパーツを取り除いておきましょう。ブレーキローターとリアスプロケットですね。
塗面が凸凹になるのを防ぐためというのと、新しい塗料がしっかりと乗るように足付けはしっかりとやりました。耐水ペーパー600番で磨いていきます。
注意するポイントと言えば、磨き残しがないようにすることですね。後はネジ山がある部分とブレーキローターが付く部分は磨かないようにしましょう。
エイプ80ccのホイール塗装②【脱脂】
耐水ペーパーでの磨きが完了したので、パーツクリーナーを使って汚れと油を落としておきます。素手で作業をされる場合は、手の脂が付いてしまうので、手袋することをおすすめします。
磨いた時の粉なども手に付くので、初めから手袋をしておいた方が無難と言えるでしょう。
ここでも汚れや油の落とし残しがないようにしっかりと洗浄します。塗料を吹いてからでは、面倒ですからね。
エイプ80ccホイールの塗装③【マスキングと塗料の捨て吹き】
今回はタイヤを外しているので、マスキング箇所は少ないです。ベアリングがある場所とブレーキローター取り付けネジ穴、スプロケが付く部分など塗装が付かないようにしておきます。
ガレージあった適当な木材を使って、ホイールを立ててみました。簡易的な治具ですが、無いよりマシでしょう。タイヤが付く内側は塗らないので、見える部分だけをキレイに塗装します。
今回選んだカラーは「ガンメタ」です。ブラック、ホワイトは普通だなと感じたので、個人的に好きな色のガンメタを選びました。今のエイプに合うかな~?
塗料はソフト99のホイールカラーです。隠ぺい力が強く、下地の色も簡単に消せて、色ムラも少ないとか・・・。ホイールカラーと歌っているので信用してみましょう。
まずは捨て吹きします。この時に塗装が弾かれてないか確認しておきます。捨て吹きをすることによって、塗料の乗りを良くするとかしないとか?
ぐるっと確認しましたが、問題はなさそうですね。ちょっと塗っただけでも色がしっかりと付きます。やはり隠ぺい力は強いのかな~これは期待できそうです。
この状態で10分ほど乾燥させます。続けて吹きかけては捨て吹きの意味がないですからね。
エイプ80ccのホイール塗装④【本塗りと乾燥】
次は本格的に色を乗せていきます。隠ぺい力が強い塗料は塗ってて楽ですね!下地が白にも関わらず、あっという間に塗りたい色になります。
ある程度、下地が見えなくなるまで塗料を吹きかけました。色ムラができることなく、キレイに塗れましたね。
このままでは塗面が薄いので、次は層を重ねていきます。ホイールは飛び石などで傷が付く場合があり、少しでも塗装剥げを防ぐためです。
またまたこの状態で10分ほど乾燥させます。
2層目を塗り終えました。色自体に変化はないですね。
塗り忘れや下地がうっすら見えていたところを重点的に塗装します。色ムラにならないので、本当に簡単にホイールの塗装ができますね。ソフト99のホイール塗料なかなか良いです。
なんだかんだ3層目まで塗り終えて、色の塗装は完了です。この後はクリアをしっかり吹いていきます。
塗装した部分をアップで撮ってみましたが、なかなかキレイに塗れていますね!
塗面がボコボコしているのは、ホイール自体の表面が少しボコボコした作りになっているのです。元々の質感を残しながら色を変更できるのは良いですね。
この日はタイムオーバーとなり、塗装の作業はここまでです。
エイプ80ccのホイール塗装⑤【クリア塗装と乾燥】
色塗りを終えてから数日後にクリア塗装を重ねました。クリアは2層ほど重ねて完了としています。キラキラと艶が出るクリア塗装かと思ってましたが、そんなことはないようです。
コンパウンドで磨けば塗面のボコボコがなくなり、艶が出るでしょう。これは好みで分かれると思いますが、艶を出したい方は下地からキレイに磨いておけば出来るはずです。
私は純正の質感をそのままにカラーとキズを直したかったので、そのままにしていますよ。
今回購入したパーツと価格
今回の作業をするに伴い購入したパーツの詳細です。
メーカー名 | パーツ名 | 価格 | 購入先 |
ソフト99 | ホイールカラー(ガンメタ)×2本 | 2,618円 | モノタロウ |
ソフト99 | ホイールカラー(クリア)×2本 | 2,618円 | モノタロウ |
モノタロウ | 耐水ペーパー600番 | 0円 | ガレージ在庫 |
不明 | マスキングテープ | 0円 | ガレージ在庫 |
小計 | 5,236円 |
エイプ80のレストアプロジェクト累計費用
前回までの累計(6,970円)+今回の費用(5,236円)=累計12,206円
純正パーツなど価格が変動するので、参考程度としておいてください。
まとめ
今回は初めてホイール専用の塗料を使いました。とても塗りやすく色ムラも出ず、すごく良い缶スプレーでしたね。12インチホイールを2本塗って、スプレー1本半ほど使いました。残りはキズが入ったりした場合の手直し用で残しておこうと思います。
- 塗装前の下準備は入念に。
- ネジ山など塗料が付着しないようにマスキングはしっかり。
- 脱脂を怠ると後が大変。
- 隠ぺい力の強い塗料は塗りやすい。
次回はホイールベアリングの脱着にチャレンジします。
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