初期型グランドアクシスのレストア記録#13【リアショックとミッションオイル交換】
こんにちは!ゆーまんです。
YAMAHAのグランドアクシスのレストアです。
こちらの作業は2020年1月29日に行っています。
今回は駆動系のパーツがまだ揃っていないので、レストアできるところを作業していきます。ミッションオイル交換、見た目に惚れて買ってしまったリアサスペンションの交換、キックスターターギヤの組付けを行います。
レストア作業は素人が趣味で行っています。作業する際は自己責任でお願いしますね。
ひとつ前の記事はコチラ「初期型グランドアクシスのレストア記録#12【センタースタンド取り付け編】」
【初期型グランドアクシス】リアサスペンション交換
元々付いている純正サスペンションですが特に不具合があるわけではありません。オイル漏れもなく、サビもそんなにヒドイ状態ではありません。
キレイに掃除すればまだまだ普通に使えそうです。
レストア費用を抑えるために再利用できるパーツはできるだけ洗浄して使うと決めていましたが・・・
性能うんぬんより見た目で選んだパーツ
ということで、衝動買いです。
色々とネットでパーツ検索していると・・・私好みのリアサスペンションが売っているではありませんか!
お手頃価格の中古美品・・・欲しい・・・けど、節約せねば・・・でも欲しい・・・という感じで誘惑に勝てず購入しました。KN企画製のサスペンションで、車高調整と減衰調整が可能です。
交換方法は、取り付けボルトを外す前にリアタイヤの下に支えを置きましょう。サスペンションを外すとエンジンが下に落ちてしまい、持ち上げるのに苦労します。
しっかりと支えを入れたら、サスペンション下のボルトから外します。上は抜け防止のピンを外し、ナットを緩めましょう。簡単にサスペンションが抜けますので、新しいモノに交換します。後は逆の手順でボルト、ナット、抜け防止ピンを取り付けて完了です。
ボルト穴がズレて入れづらい時は、タイヤ下に置いてある支えを調整してボルト穴が合わせると簡単ですよ。
カスタムしてる感が一気に出た
リアサスペンションが変わるだけで一気にカスタムしてる感じがでてきました!熱い走りをするわけではないので、性能に関しては不明です。私は少し硬い乗り心地が好きなので、良くなるといいのですが・・・
サスペンションとは関係ないですが、この時点でフューエルフィルターも交換しようと考えてました。パーツリストを見るとフィルターだけは購入できずアッセンブリも終了していました。
フューエルホースは多少汚れてはいるものの、硬化していないようなので、そのまま使います。
【初期型グランドアクシス】ミッションオイル交換
おそらく交換していないだろうミッションオイルを交換します。数年放置のオイルはどんな感じに熟成されているのか楽しみです。
駆動系ケースの真下、リアブレーキワイヤーがある付近にミッションオイルを抜くドレンボルトがあります。通常のオイル交換と同じ要領でできます。ドレンボルトを抜く前に、オイル注入口を開けておきましょう。空気を取り入れ、ミッションオイルの抜けを良くします。
オイルを抜くときは受け皿やオイルパックなど用意しておきましょう。今回は受け皿に入れ、後ほどオイルパックに吸わせて廃棄しています。
ドレンボルトを抜いて出てきたオイルは、粘度しっかり残っていました。腐っておらず、金属のキラキラした感じもありません。ある意味期待外れでした(笑)白化していたり、サラサラのオイルだと思っていたのですが・・・
しっかりと交換されていたようで安心しました。しかし、いつ交換されたものか不明なので、新品交換します。
ドレンワッシャー交換と新しいミッションオイル
ミッションオイルが全て抜け切るまで、しばし放置して新しいオイルなどを準備します。
外したドレンボルトはパーツクリーナーでしっかり洗浄し、ワッシャーは新品を使います。ワッシャーの径が分からないので純正品を注文しました。
新しく入れるミッションオイルは、ヤマハ純正を用意しました。純正なら間違いないと思い、選んでいます。入れる量は110ml、容器に入れて計ります。
古いミッションオイルが抜けきったところで、車体側に残ったオイルをペーパータオルでキレイに拭き取り、ドレンボルトを締めます。ギチギチに締め付ける方がいますが、それは危険です。ある程度、締めれば大丈夫です。サービスマニュアルでトルクを確認すると良いでしょう。
オイルフィラーキャップをアルミタイプへ変更
ドレンボルトを締め、ミッションオイルを入れ終わったら、オイルフィラーキャップを締めます。せっかくなので、オイルフィラーキャップをアルミ製の新しいモノに変更しました。特に意味はありませんが見た目パーツです。
新品はキレイで輝いていますね!気持ちいいです。こうなるとブローバイホースも交換したくなりますね・・・こういう細かいパーツがキレイになるとボロさがどんどんなくなっていきますよね!この調子でキレイに見えるレストアを目指します。
【初期型グランドアクシス】キックスターターの組付け
先日、分解・洗浄しておいたキックスターターですが、新品のサークリップが届いたので組み上げます。
この部分はスプリングのチカラが非常に強いので、慎重に扱わないと怪我をする恐れがあります。心配な方はプロにお願いしましょう。
キックスターターを組付けるのは初めてでしたが、サービスマニュアルをじっくり読み、手順通りに組付けました。ギヤの部分、センターのカラー部分にはスーパーゾイルグリスを塗っておきました。
金属と金属が触れ合う部分ですので、「スーパーゾイルグリス」をチョイスしています。グリスの使い分け大事ですね。
今回購入したパーツと価格
今回の作業をするに伴い購入したパーツの詳細です。
メーカー名 | パーツ名 | 価格 | 購入先 |
KN企画 | スーパーショック2 | 4900円 | ヤフオク |
ヤマハ純正 | ギヤオイル | 949円 | モノタロウ |
ヤマハ純正 | ガスケットワッシャー | 65円 | モノタロウ |
KN企画 | アルミ製オイルフィラーキャップ | 490円 | 2輪館 |
ヤマハ純正 | サークリップ | 55円 | モノタロウ |
小計 | 6,459円 |
グランドアクシスのレストア累計費用
前回までの累計(14,717円)+今回の費用(6,459円)=累計21,176円
純正パーツなど価格が変動するので、参考程度としておいてください。
まとめ
今回は見た目パーツが多くなりましたね。経年劣化が心配だったミッションオイルも無事に交換し、レストアが徐々に進んでいる実感があります。まだまだ車体がフレームむき出しなので、バイクと呼べるにはほど遠いですが・・・やはりカウルが無いとスクーターっぽくないですよね。
- リアサスペンションの交換は意外と簡単。そして、見た目は大事。
- 経年劣化したミッションオイルは交換しよう。
- ドレンワッシャーはオイル交換毎に新品に交換しよう。
- キックスターターの組付けは危険が伴うので、不安ならプロに依頼した方が良い。
次回は駆動系を組付けます。
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