初期型グランドアクシスのレストア記録#6【タイヤ組み込み編】
こんにちは!ゆーまんです。
YAMAHAのグランドアクシスのレストアです。
今回は塗装したリヤホイールに新品タイヤを組み込みます。原付の小さいタイヤだから余裕だろ!と考えていた私に襲い掛かった試練とは・・・
レストア作業は素人が趣味で行っています。作業する際は自己責任でお願いしますね。
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「初期型グランドアクシスのレストア記録#5【マフラー・リヤホイール編2】」
【初期型グランドアクシス】エアバルブの取り付け
タイヤを付ける前に道具を用意しました。
- タイヤレバー2本
- シリコンスプレー
- 要らないダンボール
タイヤを組む前に、タイヤバルブ(空気を入れる口)を取り付けします。当然ながらエアバルブは新品です。ゴムがしっかりしています。ホイール側に開いている穴はバルブより小さいので、そのままでは入りません。
と言っても、無理やり入れるのには変わりませんが、なるべくエアバルブのゴムにダメージを入れないように取り付けしたいですよね。
そこで活躍するのがシリコンスプレーです。
私の使ったシリコンスプレーは特別なモノではなく、一般的にホームセンターなどで売られている製品ですよ!本当はビードクリームやリムガードなどあると良いです。無ければシリコンスプレーでも大丈夫です。
556などの潤滑油はタイヤやバルブが硬くなってしまうと聞いたので、使いませんでした。
エアバルブを取り付ける前にエアバルブとホイールのエアバルブ取り付け部分にしっかりとシリコンスプレーを塗ります。ゴムの保護と滑りを良くして入りやすくするためです。
今回使用したエアバルブはL字のタイプです。グランドアクシスや原付のホイールの場合、ホイールに左右ありますので、注意しましょう。車体に組付けた際にどちら側にエア注入口がくるのかを考えてから取り付けます。
タイヤが付いてなければぐるっと回すことができます。
後から調整しても良いですが、忘れてタイヤを組付けてからでは遅いので、予め実際に取り付ける向きにしておいた方が良いですね。
取付方法はタイヤ側から押し込んで入れます。手で入れるのは難しいでしょう。よっぽどチカラがあれば別ですが・・・私はあまりパワー系ではありませんので道具を使います。
手である程度まで押し込み、少し太めのプラスドライバーなどでグッと押し込みましょう。するとスポッとキレイに入りますよ。チカラの入れすぎでエアバルブを破壊しないように注意です。
エアバルブのキャップは無くさないようにしてくださいね!
【初期型グランドアクシス】タイヤ組み付け
ここからが本題のタイヤ組付けです。
まずはタイヤのローテーションマークを見つけましょう。残念ながら画像が無くて申し訳ない・・・矢印のマークがタイヤの側面にあるはずです。それは、タイヤの回転方向を示しています。
逆につけてしまうとバランスや雨天時の排水が上手く行われず、最悪の場合は滑って転んでしまう可能性があります。
ローテーションマークとホイールの左右を確認したら、次はタイヤ側面にある黄色いマークの確認です。これは、この部分にエアバルブを合わせる印です。ビートを起こすと調整ができなくなるので、予め合わせておきましょう。
ここまで確認できたら、ホイールにはめ込んでいきますよ!
片側は押し込めばすんなり入ると思います。問題はここから・・・
この日は寒く、タイヤが硬くなっていたのでストーブの前で作業しています。タイヤを温めながら柔らかくして取り付けに挑みます。シリコンスプレーを使う時はストーブから離れましょう!
まずは自分の位置から一番近いところから入れていきます。
タイヤレバーを使いちょこっとタイヤをホイール内側へ入れます。タイヤが入ったところを膝で押さえて、ちょこっと横の部分のタイヤを入れ込みます。これの繰り返しでキレイに入っていくのですが、作業自体が初めてでかなり苦戦しました・・・
タイヤレバー2本と両ひざを駆使し、体重をかけて少しずつ入れていく・・・右が入れば左が少し外れるというのを繰り返しているうちに押さえてる膝が痛くなってきて・・・諦めそうになりながらも、チカラを抜くと外れてしまうと考えると諦められず・・・
20分ぐらいは格闘したと思います・・・どうにか全部入れることができました!頑張ったぁ~
タイヤがホイールから外れてきてしまうので、タイヤレバーは3本あると何かと便利だと感じました。もし自分で挑戦してみたい方は是非タイヤレバーは3本使ってみてください。
【初期型グランドアクシス】塗り残しの修正
ビート上げにはコンプレッサーを使用しました。エアバルブからシューっと空気を入れるだけでビートが上がります。楽ですね~
コンプレッサーが無いとビート上げに苦労すると思います。ガソリンスタンドなどプロにお願いすると良いかもしれませんね。
タイヤを無事に組み込んだので、軽くチェックするとタイヤ組み込み時に付いたであろう傷が少しありました。一部をマスキングして、シャーシブラックで塗装です。
塗装をしたので、乾燥に1日使いました。これで、リヤホイールは完成ですね。
【初期型グランドアクシス】車体へ組み込み
塗料も乾いたので、車体に取り付けました。
やっぱ塗装しなおすとキレイですね!
ホイールのカラーを純正シルバー→ブラックへ変更したので、引き締まって見えますね!
取り付けはトルクレンチを使いサービスマニュアルに記載のあるトルクで締め付けました。
その後、塗装しておいた純正マフラーも取り付けて、久しぶりにエンジンを掛けることができましたよ。その時の動画あるので貼っておきます。
マフラーガスケットを使いまわしているので少し排気漏れしているようです。完成までにマフラーは数回外すと思うので、それまでにパーツ用意しておきます。
今回購入したパーツと価格
今回の作業をするに伴い購入したパーツの詳細です。
メーカー名 | パーツ名 | 価格 | 購入先 |
モノタロウ | タイヤレバー2本 | 1,186円 | モノタロウ |
DUNLOP | エアバルブ | 249円 | モノタロウ |
KINGS TIRE | タイヤ120/70-12 | 2,916円 | モノタロウ |
小計 | 4,351円 |
グランドアクシスのレストア累計費用
前回までの累計(4,336円)+今回の費用(4,351円)=累計8,687円
純正パーツなど価格が変動するので、参考程度としておいてください。
まとめ
今回はタイヤの組付けの作業紹介でした。この作業はグランドアクシスで無くても工程は同じだと思うので参考にしていただければと思います。初めての作業だったので色々と勉強になりました。次のタイヤ交換はもうちょいスムーズにできるといいな!
- タイヤ交換と同時にエアバルブの交換もおすすめ。
- タイヤ、ホイール、エアバルブの向きに注意。
- タイヤは温めてから、そしてタイヤレバーは3本あると便利。
次回はオイル漏れの可能性があるオイルラインの点検をする予定です。
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